On the yellow guardrail

正字正かなユーザー刑部しきみの清く正しいつつましやかなブログ

遺体安置所の写真がニューヨークタイムズに載ってるぞ | ニュース2ちゃんねる

http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-1375.html
※ご遺体の写真が掲載されております。苦手な方、精神的不安のある人は観ないように
※スレッドに並んでいる画像を見て少しでもキツイと思ったらテキストリンク部分は踏まないように
※コメント欄に「遺体と書いてあるが生存者」という旨の記述もあるのでキャプションは話半分で読んだ方が良いかも。*1
私は因みに全部の写真を観させていただきました。
ひとりひとりの人間の死がそこにあって、あった筈の幾万の日常があの災害で一瞬にして消えてしまった事を考えている。
私の中で死は常に隣にある。他の人はどうなのか知らないけれども。死は特別ではない、だけれども生の継続は当たり前でもない。
「現実から目を背けてはいけない」というはてブのコメントを観たけれども、私は、あえて背けても良いと思う。現実を受け入れられない人には辛すぎる。心は脳の伝達物質と記憶で出来ているから、ひとりひとり少しずつ作りが異なっている。自分を守る為に現実から目を背けて生きていけるならば、そういう生き方を否定はしない。そうしないと、世界も世間も他人も、誰も自分を守ってくれないのだから。
私は「ひとつの現実」からは逃げられたけれども、28年生きていて、ずっと「死」から逃げられない。色んなレイヤと記憶の世界たちと現実を行ったり来たりしながら、知識とデータをかき集めて、死をじっと直視するしかなくなった。私のような生き方は、あまりオススメしない。
私は無神論者であり、居ない神に祈ることばをしらない。だから、見つめる。私なりのやり方だ。

*1:報道写真は結構キャプション信用できない事多いよね……