On the yellow guardrail

正字正かなユーザー刑部しきみの清く正しいつつましやかなブログ

見舞い

山口の山陰側へ祖母の見舞いに行ってきた。本日の日本海は至って穏やか。瀬戸内の海のよう。
母親と二人でぐだぐだと話をしながら山道をミラジーノで走る。途中で唐突に牛が休耕田で草食ってたり、白い服着たじじいが所在無く草むらに居るから怪しいな*1と思ったらやっぱり警察のスピード違反取り締まりだったり、何故か道路をにょろにょろ横切っていた蛇を轢いてしまい二人で「ぎゃあああああああああ」と絶叫し、のた打ち回る蛇をサイドミラーで見送って、二人のケツが蛇を轢いた感触を何時までも忘れなかったりと、何故か病院にたどり着くまでが既に大冒険。
病室では、手足に管の沢山付いた祖母が眠っていた。薬を飲ませようと看護士の方が祖母を起こすも、半分眠ったような状態の祖母は、母親に「(叔母)かい?」と訊ね、私を見て「あれは誰?」と母親に尋ねる。やはり私は祖母の記憶にとっては「居ないもの」らしい。
祖母は液体を飲ませると咽てしまうので、注射器でとろみのある薬を服用させようとするも、嫌がって吐き出してしまったり、鼻に挿入された酸素のチューブを抜こうとしたりしている。母親が溜息を吐きながら「おかんすっかり子供に戻ってる……まぁコレが自分の子供だったらもうぶっ叩いてるけど」と云う。「ちょwwwww私叩かれるwwwww」という心配を軽くしつつ、伯父を待つ。
伯父が来てから既に完了した手術の概略と今までの経過などを話して、遅くなると夜道が怖いので、某道の駅でサザエ1kg=1000円とか、かなとふぐとか、烏賊のぶつ切りとか、じょうき饅頭とかを買って帰宅。帰りに薄暗い中で無角牛が沢山放牧されているのを見た。牛に始まり牛に終わった感じ。

*1:農家とかの人は白い服で作業はしないっしょ多分