On the yellow guardrail

正字正かなユーザー刑部しきみの清く正しいつつましやかなブログ

ど田舎墓地家紋ツアーFX

土曜日は法事に行ってました。伯父の27回忌と、祖母の3回忌。
伯父がお布施用封筒を切らしていた上に、自宅に二人分の卒塔婆を忘れて家に取りに戻るなどする大失態を犯したので開始は30分以上遅れるハメに。法事は足が痺れる。
その後で墓地の掃除とか色々。共同墓地という同じ墓がずらずら並んでいる所と、意匠が色々ある墓地の二つがあって、母方の「累代の墓」は後者の場所に。伯父が祖先の個人毎にあったお墓(50基オーバー)を一箇所に纏めてくれたので随分管理が楽になりました。山の中のちょっと危険な所にあったのでそれも前から懸念事項だったのです。
伯父達が墓の前で揉めている間に(何時もの事なので放っておく)、私はお墓の家紋を見て回る事に。ちなみに母方は蔦紋の類です。普通。
気になった家紋。

  • 二匹の蝶が向かい合っている図案(なんか蝉にも見えたけど、蝶みたい……)
  • 一筆書きでごちゃごちゃしてる家紋。稲妻紋のもっと凄いのみたいな。

あと、綿鍋姓とか竹虎姓だったかな? 面白いなーとか思ってみてた。
親父に「墓に星がついてるアレ何?」と聞いたら「戦死した人」と返ってきたのでよく見たら墓の横にいつ出征して何処何処で殉死云々なんて経歴が書かれていたりしてほほーって思った。あと、星の変わりに綱に囲まれた碇のマークが付いてる墓もあったよ。戦死された方のお墓はみんなすごく立派。
共同墓地はコレといって見る所はなし……と思いきや、一番奥にただ「南無阿弥陀仏」とだけ彫られた墓が。無縁仏用かなぁ。
墓地面白かったよ。世間よりはずっと凄く清浄な場所だと感じたし。怖かったのは墓地から整備された離れた所にあった、誰も訪れなくなったようなお墓だけだね。怖いって云うか、なんだか悲しいと思った。

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