On the yellow guardrail

正字正かなユーザー刑部しきみの清く正しいつつましやかなブログ

明日役に立つかもしれない豆知識

日本の刀による斬首と、西洋の剣やギロチンによる斬首では、同じ首を斬るのでも斬る位置が違います。
日本の斬首は頭蓋骨に一番近い部分から刀で以って斬り落とすので、正確に云えば「首」は付いていないんですね。よって、台の上にぼそっと乗せられた「晒し首」は天を見上げるような格好をしています。もし時代劇で晒し首のシーンがあったら確認してみると良いですよ*1
一方、ギロチンはご存知のように首の途中から叩き切る道具です。つまり、頭部に「首」が付いています。だから、台なんかにぽんっとは載せられないんですね。そのままだと、頭が重たいから転がります。
どうです? 貴方も斬首したくなりましたか? なったら自重しましょうね。(参考資料:ホミサイド・ラボ『人の殺され方』)

*1:うちの親父はこの話の後に時代劇を見て非常に納得してた