On the yellow guardrail

正字正かなユーザー刑部しきみの清く正しいつつましやかなブログ

今日の行旅さん

埼玉県川口市

24時:川口・マンションから飛び降り男性死亡 /埼玉(googleキャッシュ)
なくなったらアレなので転載。

24時:川口・マンションから飛び降り男性死亡 /埼玉
8月31日午前5時15分ごろ、川口市飯塚2、建設中の30階建てマンション敷地内に、男性がうつぶせで死亡しているのを、通りがかった男性が見つけた。男性は20〜35歳で身長約170センチ。茶色のジャケット、白のタンクトップ、茶色のジーパンと白い靴姿。マンション屋上に同じ靴跡が残っていたことから飛び降り自殺とみて、身元の確認を急いでいる。(川口署調べ)

コレね、当該マンションの口コミ掲示板で話題になっていたんですよ*1。セキュリティの甘さとか値段はどうなるんだとか色々かかれてましたね。

千葉県千葉市

上記の遺骨は、平成19年9月19日午前7時15分頃、千葉市中央区弁天3丁目1番千葉公園蓮池内で発見されたものである。死亡日時・死因は不明で医師の検案により火葬された後に蓮池内に廃棄された遺骨と認められた。

廃棄とか、わざと何処かにおいていかれる遺骨って結構あるんですよね……電車の忘れ物でもあるんじゃなかったですっけ、遺骨。確かにお墓に入れるのって金かかるし、遺骨なんて所詮焼けたカルシウムの塊を砕いたものだけれど、やっぱりこういう末路は寂しいなあ。

東京都港区 一件目

ネクタイ、荷造りビニール紐1本、頭部、顔面、欠損、胸部、腹部、大腿部に割創ようの座裂創、右下肢欠損

ネクタイとビニール紐だけって新しいですね。

割創ようの座裂創

法医学講義ノート 損傷

重量のある鋭器あるいは鈍な刃器(日本刀,薪割,鉈,プロペラ)が打撲的に作用して生じ,刃による損傷と重量物が打撲することにより生ずる損傷とが混在する。 成傷器としては日本刀のような鋭利なものから,比較的鈍体に近いものまでヴァラエティに富んでいるので,創の形状もまちまちであるが,一般に次のように要約できる。

  • 創端:鋭(日本刀など)〜幅があり表皮剥脱を伴う(薪割など)
  • 創縁:直線状あるいはやや不整で表皮剥脱を伴う
  • 創壁:比較的平面状
  • 創洞:架橋状組織を時に認める
  • 創底:深く,骨に達した際は粉砕骨折,切痕等を作る一般には(国際的には)割創はあまり鋭利でない成傷器によって生ずるものとして取り扱われている。すなわち純粋な割創は薪割・斧のようなもので生じ,日本刀は切創の要素を多く含むとされている(割切創)。

頭部にできやすく腹部にはできにくい。
大血管損傷,脳・脊髄の損傷等が死因となる。

座裂創って検索してもあまり出てきませんね……初めてみた言葉です。
法医学講義ノート7 損傷

挫創・裂創(laceration):
わが国では両者を区別しているが,両者は極めてしばしば混合形をとり挫裂創として観察される。一般的には,

  • 挫創:鈍体が作用した部の組織挫滅により生ずる(crush)
  • 裂創:鈍体が作用し皮膚が伸展して生ずる(shear)とされる。

つまり、なんらかの鋭利でない物体で損傷して、その損傷の結果、傷口が裂けてますって事かな? 遺体発見現場が海浜公園護岸なので何処からやってきたご遺体なのかちょっと微妙ですが、水の中からやってきたならばスクリュープロペラによる損傷、そうでなけば殺人?
この情報だけだとどうにも判断つかないので、ぐぐってみた。
日本橋川の右足、自殺男性のものか スクリューで切断?

東京都千代田区の日本橋川で14日見つかった人の右足は、東京湾で4月26日に発見された男性遺体の一部とみられることが15日、警視庁神田署の調べで分かった。男性の首には絞めた跡があったが、抵抗した様子はなく、自殺とみられる。同署はDNA鑑定し身元の特定を進める。
調べでは、遺体は東京都港区台場のお台場海浜公園護岸で見つかった。40−50代とみられ、左足のサイズが約23センチで発見された右足と一致した。遺体は右足のひざから下がなく体全体に船舶のスクリューに巻き込まれた傷があり損傷が激しかった。
日本橋川東京湾の潮の満ち引きで流れが変わるため、スクリューで切断された後、右足だけ流されてきたとみられる。

一応は自殺とみたようですね、警察の怠慢でなければ。ちなみにこの記事だと40−50代だけど、公告だと40歳から60歳位になってた。まぁ良くある事。頭はスクリューの回転にもっていかれちゃったのか、それとも普通に繋がってるのが首だけだから、うっかりぼろりしちゃったか?

*1:行旅DBアク解経由で知った