On the yellow guardrail

正字正かなユーザー刑部しきみの清く正しいつつましやかなブログ

郷土資料室に引きこもりの毎日

隣町の図書館は郷土資料室が自分の市の図書館に比べれば死ぬ程充実していて、禁帯出本の郷土史の山に涎をたらしています。まるまるコピー欲しいくらい。
本当に手に入らないんですよね、こういう本って……。だからこそ所蔵したい場合は徳山で万単位で金出して古本買うしかないんですけど。私が所持している本の幾つかは禁帯出本に含まれていました。

今は所謂「闇の防長史*1」的な所にスポットを当てて色々調べたりまとめたりしています。とりあえず、今は波多放彩『長防残酷物語』を読んでます。
子殺しの事を歌った手毬唄とか超怖いwwwwとか、「え、三矢の訓えって嘘(というか改変というのか)混じってんの」とか発見が多くて面白いです。
あとは山口県とは切っても切れない、キリシタンが大内氏の時は歓迎されたけど毛利に変わってから迫害された辺りのお話とか、萩(ボロ負けして外様大名とかあの辺になった時代*2山口市三田尻・萩のどこかに城をって云ったら「じゃあお前萩な」って云われたんじゃなかったかしら)とかめっちゃ交通の便の悪い所に城を作る羽目になって、毛利の農工商人は超重税を課せられて大変だったとかそういう話が沢山載ってました。ちなみに所謂穢多の方々は今で云う戸籍、当時は人別帳って云ってたようですが、その中には人としてカウントしてなかったみたいですよ、だから税の徴収する対象外だったんだって。
で、最後に波多放彩が「私は共産党支持者です、入党してないけど」的な事が書いてあったり、「共産党は清潔な党」とか書いてあって、変な方向にテンション上がった。
岩国の方言の本もあって、これも今ぼちぼち見てる所。面白い。

あー、これ老人のライフワークには最適だわー、勿論私みたいな無職の糞野郎にもwwww交通費以外金かからないし図書館涼しいし最高wwwwww

……で、肝心の数学の勉強がほったらかしになっているという……やべぇwwwwww

*1:防長=山口県

*2:家康の時ですかね