On the yellow guardrail

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内閣世論調査:自殺への誤解5割 都道府県へ啓発指示

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070805k0000m010028000c.html
自殺への誤解ってなんじゃらほい。

多くの自殺は生きたいという願いと死にたいという思いがせめぎあった結果とみられるが、「自殺は覚悟の上の行為である」に「そう思う」とした人が全体の58.3%を占めた。

自殺って覚悟して死ぬ人と、衝動的な人が居るから何とも云えんよねえ。それこそ躁鬱の人が躁になってアイキャンフライって事もあるし。

また、ほとんどの自殺者はその意思を明確にしているが、「自殺を口にする人は、本当は自殺しない」に「そう思う」と回答した人は50.0%に達した。

つか、まともに相手してたら聞く方が耐えられない(面倒くさい)からだと思うよ。
構ってちゃん的死ぬ死ぬ詐欺の人も、その時は相当死にたいってのはあるんじゃねーの? 構って貰う為だけに死ぬ死ぬ云うのってすげーリスキーだろ常考。自分の発言がリスキーか否か考えられない位には思考能力が落ちてると思うよ。
個人的には大抵死について考えてるしあんまり長生きしたくねーな、とは思ってるけれど、何かの拍子で「死を忘れている」状態の時がある。能動的に生きたいと思う訳じゃないんだよな。重大な切欠が無いだけだと思うよ。多分、今の生活を続けて、全く変化が無ければ逆に死なないと思うwww
自殺遺族に関する世間の目ってのもアレだよね、結構冷たいモンがあるよね。世間の人なんてどうせ他人だから何とでも云えるし。

「自殺」アラカルト

◆自殺に日する八つの神話
1961年に、シュナイトマンとファーブロウは、自殺に関する誤った概念をあげ、事実を上げている。それは次の七つである。

1. 「自殺を口にするものは自殺をしない。」
  実際は、自殺者の10人中8人までが、何らかの意志表示をする。
2. 「自殺は予告なしに生ずる。」
  悲嘆の多くは信号を発している。
3. 「自殺をする人は、自己断絶をしている。」
  治療を受けたいと願う人は、自殺から救って欲しいと願っている。
4. 「自殺は長期に持続する問題である。」
  悲嘆の期間はそんなに長く続かない。
5. 「自殺未遂後の改善は危機が過ぎた現われ。」
  未遂者は3カ月は、危険な状態にある。
6. 「金持ちや貧乏人に自殺が多い。」
  すべての層に起こる。
7. 「自殺傾向は遺伝する。」
  遺伝する証拠はない。

日するってなんだとか、八つの神話とか云いながら七つしかなくね? とかそういうのはこの際置いといて、既に1961年に判りきっている事が真実だとしてだ、この21世紀平成の御世に未だに浸透しないのは何でなんですかと私は云いたい訳だ。アレか、真実が知られるとお金が儲からなくなる層でも居るのか?