On the yellow guardrail

正字正かなユーザー刑部しきみの清く正しいつつましやかなブログ

相談して欲しいという言葉

鬱陶しい長文なので続きを読む記法を使用する。書き散らしたのは詰まらない話だ。読まなくて良い。
昔、いじめられてた経験がある。誰にも相談しなかったし頼りたくなかった。今でも他人に相談事はしたくない。私の場合、勇気がどうのじゃなくて性格の問題なんだよ相談するしないって。あと、損得の問題もちらっとある。愚痴はたまに云うけど。
本人に悪気は無くても何かの拍子で情報漏洩する可能性があるし、そういう可能性を踏まえて周りの人間を信用してないってのもあるから、私の人生に全く無関係な人には相談するかもしれない。2chのどっかの板とか。そりゃ知り合いが居るかもしれないけど*1、周りの人間から情報が漏れるよりは可能性は少ない。
「なんで相談してくれなかったのか」「自殺するようなそぶりはなかった」って、そりゃそういうのを必死こいて隠蔽してるからぱっと見わかんないんだよ。間違っているかもしれないけれど、あの時の私は、相談したら終わりだと思っていた。今まで散々踏みにじられ、残り少なくなってしまったプライドを崩されると思ったんだ。
馬鹿なりに薄々わかっていたけれど、いじめって人間関係の繋がりの一種だから、「なくす」のは難しいんだよ。回避したり変化させたりする事はできる*2けれど、他人から全くいじめられずに済むには死ぬしかないっていう考え方に至るのはおかしくないと思う。そうすれば自分に関る全ての人間関係が変化するわけだから。少なくとも私は相談した結果としての人間関係の良い変化を期待できなかった。だって『世間』が狭いもの、特に学生の頃は。田舎だし、逃げ込める場所も少ないから、私は「回避し、変化させる事」を選んだ。五人位の男女混合グループにいじめられてただけだから、幸いにしてクラス中にハブられている訳ではなかったし、図書室の居心地が良かったってのが救いかな。あと、時間の経過によって人間関係の環境が凄く変化したこと。『待つ』という選択肢、時間の経過によって確実に状況が変わる事を予測できていれば悪くないよ。
「自分で何とかしろ」ってのは今まで辛い目に遭ってそれでも耐えてきた人間には酷な言葉に聞こえるけれど、つまり相談するならば二次的な苦痛を受けないようにちゃんと相手を選べって事だったり、なんというかな。ちょっと云い方が悪いよな。まぁ回りくどくなるけれど云い換えよう。すぐ目の前の暗さってのは確かに死にたくなる位絶望的なんだけれども、それでも衝動に駆られたり、闇雲にどうにかするんじゃなくて、もっと最善の方法は無いかって事なんだよ。例え、どんな選択肢を選ぶにしても。

*1:以前山口県関係の某スレに知人が書き込みしていた。しかも後になって第三者の証言からその相手が特定できた

*2:でも難しい