On the yellow guardrail

正字正かなユーザー刑部しきみの清く正しいつつましやかなブログ

肝試しに被爆写真=「児童怖がらせたかった」−課外授業で小学教諭・熊本

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041025-00000052-jij-soci
これ、昨日見かけたけどコメント書くの面倒臭くなってやめた。
あのね、山口県ってのは広島県に近いから結構広島平和公園記念資料館とか見に行ってたりするのね、学校の行事で。でも下関とか萩の方はどうか知らないや。東部や中部なら行くと思う。私は確か小学五年生で行ったんだけど、人形まじまじと見たり、「此れがあの黒い弁当箱か」と思って*1、実に感慨深く見てたんだけど、Psyfarさんなんかは「人形怖くてねー。雨の日だったから傘に隠れて見てた」とか言ってたし*2、元カノはそれ以前に『はだしのゲン』のビデオを小学一年のときに何の説明も無く見せられてトラウマになってるし。
原爆の事はある程度きちんとした知識なしに見ると、ただ怖いものとしてしか映らないと思う。それじゃ駄目じゃないの? 原爆とか戦争ってそりゃある一面から見れば悲惨な事*3だよ、確かに。でも、だからって恐怖で目を背けちゃ何にもならないし、一つの面ばかり見て論じるのも馬鹿のする事。
まああれだ、自分語りはともかく、被爆者の写真を肝試しの道具に使うなんて屑のする事だな。

「黒い 弁当箱 原爆」で検索かけていたら見つけたので貼っておく。
ヒロシマの記録−遺影は語る 広島市女1年
http://www.chugoku-np.co.jp/abom/00abom/kiroku/ichijyo1/index.html

*1:幼稚園の頃、幼児向け雑誌か何かで見たの

*2:ごめん、Psyfarさん可愛いよPsyfarさん

*3:勿論、別の視点を持てば違う結論が出る事は否めない