On the yellow guardrail

正字正かなユーザー刑部しきみの清く正しいつつましやかなブログ

母の具合が悪くなった

二年前の悪夢再び。二年前の秋と殆ど同じ症状、というかその時より明らかに重篤。
六時に親父に「母の様子がおかしい」と起こされ、親父の出かける支度を手伝いながら親父に飯を食わせ、薬缶の麦茶を水筒にうつしたものとパンを持たせて「心配するな、何かあれば連絡はする」と親父を仕事に送り出す。その後直ぐに着替えて119番通報。流石に二回目なのでわりと手馴れてる。でも急いでたのでスッピン。保険証の近くに日焼け止め置いてたのに……日焼け止め位鞄に放り込めば良かった。多分超日焼けしたと思う。救急車に乗ったら帰りの足が無いので、後ろからミラジーノで救急車を追いかけるも、サイレンを鳴らす救急車はあっという間に見えなくなる。ずるい。
病院に着いたら救急処置室→検査→内科と病院中引き回し。内科の外の待合で五時間くらい待たされている間に、On lisp読もうかと思ったけれど流石にそんな気分にもなれず。待合でレゴの袋を脇において文庫版サイズ程度の本を熱心に読んでいる寝癖の付いた変なオッサン、高校の時の演劇部の顧問じゃね、と思ったら名前呼ばれててビンゴだったけど流石に声をかけるのは控えた。卒業して10年位経つのに全然変わってなかった。変な人のまんま。とても安心した。
母は11時位に目を覚まし、うとうとしながら14時位まで病院に居て、原因不明なので(中性脂肪と肝臓が悪い事は指摘されたもののそれは今回の具合の悪さと関係ない)別のちょっと専門的な病院を紹介され、その足で紹介された病院へ。ちなみに、この頃には具合も回復し普通の状態に戻っている。ただ、こういうものは早く診て貰わないと困るので、私が無理を云って母を連れて行ったんだけれども。搬送された時に寝巻きだったので、着替えは持っていったんだけど靴の用意をすっかり忘れていて、病院のスリッパ借りた。明日返しに行く。
その病院で、骨折の影響で字が上手く書けない母の代わりに問診表等を書くなどし、医師と話をしながら具合が悪くなった時の様子を私からの視点と母の胡乱な記憶とでマッチングするも、やはり原因はそこでも不明なので、明日詳しい検査をする事になった。と、この二つ目の病院を出たのが16時半。7時過ぎに搬送された時から病院行きっぱなしでなんだか自分も具合悪くなりそうです……でもしっかりしなきゃ。

おまけ:今回具合が悪くなったことによる副作用(?)

最初の病院を出てからの話。
私「そういえば右手は? 調子どう?」
母「骨折してた右手の手首、手の甲側に曲げても痛くなくなったんだけど」
私「ええー!! そんなんアリかよ!」