On the yellow guardrail

正字正かなユーザー刑部しきみの清く正しいつつましやかなブログ

マカダミアナッツ入りのチョコレート、それが宇宙の形!

我々は廃虚の中で生きている。ルインドアース! 心は既に焦土、灰塵と化した我が心のふるさと! 帰れないのだ! 永久に!
本質はもはや曖昧になり、それはもはや本質としての意味を失った、形骸、因習、惰性に過ぎない日々、そこにかつての幸せだけを手繰って生きている、いや死んでいる……廃墟という死と死と死に囲まれ、隠れる場所を探しているにも関わらず逃げ続け何も無い焦土で強すぎる太陽の光に焼かれ、凍った山積みの死体が焼かれて踊るように個人ではなく他者のトラウマのひとつとなるだろう。オブジェのひとつ、終わったもののひとつとして生きて死ぬ、人としての役割はもう終わったのだ。
田舎でもセブンイレブンのネオンが真夜中にトラックと虫を引き寄せ、新刊はほぼ東京と同じ日に入手できる、忘れるな、これは罠だ、均一化された免疫を失った世界が首を絞めにくる足音が聞こえないか? あれがないこれがないと冷蔵庫の物を腐らせて引き出しの奥の宝石をくすませるのが文明か? 所詮失うまで他人事であり、求めるものは全て他人の持ち物だ。自分の持ち物など何の意味がある、羨ましがらせるだけに見せびらかすだけのご自慢スペックを何万文字も使って無駄に語る虫けらに何の価値がある?
自家中毒、自家製の慰めは全身に回って私に汗をかかせ他者を遠ざける、見えないか、この爛れた傷痕は私が私によって成したのだ、お前らにえぐられる前に私は私を切り取りえぐり突き刺し殺す!
世界は私、私は世界、他者もまた世界、世界と世界は肌越しにぶつかる! 私は蟷螂のように孕み喰らうしかない、そうやって腐った肉の塊のように醜く膨らんだ私と私の自意識は仔を生み落とす、神は来れり! 新世界は受け皿のない砂時計から溢れ落ちるだろう!