On the yellow guardrail

正字正かなユーザー刑部しきみの清く正しいつつましやかなブログ

勝利の価値は

好きなこと = 他の人に勝てる分野なら、私は一生何も好きになれないだろう。
基本的には勝負事をしないで25年間生きてきた。
親の評価として、一人っ子である私が比べられるのは何時も「優秀な他人」だった。親としては基本的に無関心無感動で動きたがらない私の尻を叩きたかったのかもしれなかったが、比較の言葉は私の心に火をつける所か、冷たい水を浴びせ湿気らせる事でしかなかった。ちなみに元カノには高校の部室でチェスをやっている時「勝っても無反応、負けても悔しがらないから勝負のしがいがない」と云われたりもしている。
他人からあれこれ云われるのが厭でますます勝負事が嫌いになった。ボードゲームもカードゲームもコンピュータの対戦ゲームも出来る事ならしたくない。勝っても負けても喚く他人が酷く鬱陶しいからだ。私にそういった勝負事を望むのならばどうか諦めて欲しい。私の側には全くやる気はないのだから。
勝って疎まれるのも、負けて蔑まされるのもうんざりだ。他人は好き勝手しか云わない癖に、その言葉は酷く攻撃的で、それでいて少々の事で傷つくなとか云うんだよな。誰の所為だよ。