On the yellow guardrail

正字正かなユーザー刑部しきみの清く正しいつつましやかなブログ

現状

集中できる状態と気が触れている状態は一度に訪れる。
明らかにおかしい状況。時間が遅く感じる。
集中が切れると今度は自分の脳の状態や些細な感覚が気になってイライラし、最終的には脳が麻痺してぼうっとする。脳が500g位は重たくなっているような気がする。
サインバルタの最大の副作用である口渇はかなり改善した。おそらく明日の診療はこのままの処方が継続すると推定される。
それにしてもこの怒りにも似たような苛立ちをぶつけるように記述をしているがもはや思考ではなくもう少し別の何か、過去の知識あるいは目指できる現実が私を使って記述をする。何処に自分が居るのかよくわからない。落ち着かない。余白が怖い。余白は埋めてしまいたくなる。そういう意味では仕事に支障をきたしているとも云えなくはない。余白率はデザインに於いて重要な要素である。それを自分の神経が正常なmarginやpaddingの感覚を奪ってしまう。そういうのは社長に任せる。私はおかしいのだ。センスがないし、色彩感覚も悪いし、HTMLやCSSのコーディングもまともにできない。此処に居ていいのかどうかもわからない。来客が怖いので引きつった顔をして軽く頭をさげるしか無い。私がこのブースの印象を悪くしているのではないだろうかと思う。食料が主とはいえ、ブースの私物も随分増えた。精神科に於いてはしばしば大量の荷物を持った人間と出くわす(かなりの確率で女性なのはなぜだろう)。それと同じなのだろう、しかし内在する不安は拭えるはずもない。「にがすぎる」と評判の珈琲を飲んで耐えるしか無い。
明日は精神科だし、おじいちゃん先生には一応状況を説明するつもりだ。しかしながら、説明は無駄だろう。精神科に通院した事のある多くの人間には察して貰えるかもしれないが、精神科医はおおよそ薬の効果にしか興味がない。説明は薬の配合を変えるだけの補助にしかなりえない。勿論それが悪いことだと云うつもりはない。精神科医はカウンセラーではない。薬のプロだ。精神は何処にあるんだろう。脳かな。何処にあるのか良く分からないものに薬を投与している。考えて見ればそれは恐ろしい事だけれども、楽になる方法のひとつに薬の投与があるのは確実である。そろそろ帰る準備をする。じゃあね。