On the yellow guardrail

正字正かなユーザー刑部しきみの清く正しいつつましやかなブログ

死体

Twitterでも書いたんだけど。

帰りに農道でイタチみたいな小さな生き物が頭だけを車に轢かれたらしくか細い悲鳴ともなんともつかぬ音をたてながらのたうち回っていた。気の毒だが助けたとしても時間の問題だったろう。明日にはボロ切れになっているかもしれない命を月とヘッドライトが照らしていた。

http://twitter.com/jns/status/22099067854

偉大なる功績を持つ人も、頭を潰されたかわいそうな小動物も、荒川智則ですら、等しく「死」が飲み込んでいく。

http://twitter.com/jns/status/22102377598

ところで――件のイタチの話であるが、ボロ布にはなっていなかったが、生ごみになっていた。

http://twitter.com/jns/status/22143712573

例の小動物は、皮と血になっていた。

http://twitter.com/jns/status/22182615255

そして、先日。まだ、そう日数の経っていない死亡事故現場を通った。場所は伏す。
警官が7人位で現場検証をしていた。
残っていたのは血で染まったコンクリートだった。あの動物とは比べ物にならない大きさだった。
新聞で事故の事は知っていたので、あ、此処かと思いながら、その近くに供えられた菊の花束を見やる。
同じ死という出来事について思う。特に感想はなかった。