On the yellow guardrail

正字正かなユーザー刑部しきみの清く正しいつつましやかなブログ

俺には夢がある、両手じゃ抱えきれない

てゆか、ずっと恥ずかしくて人には云えなかったんだけれどもね。
無職だし何でも云っちゃうわこの際。
東京で就職活動――とは云うものの、もし東京で就職決まっても、ある程度自分だけで何とかなったら山口に帰りたい。
私は、この道路以外に何にもない、糞田舎な山口が好きだ。愛してる。県民のまとまりのなさは結構異常だけれど、ただ、この自然と、いつか全てが消えてしまうかもしれない廃墟の様な緩やかで真綿で締められる様な衰退と、何より魚が旨いのが、大好き。「怖い」とか云われる山口弁も好き、ってーか、でなきゃ郷土史や方言の研究なんて高い金出して本買って、自分だけでひっそりやってたりしない。そんなのお金にならないもん。
端的に云うと、銅像も記念碑も、年表も、屋敷も記念館も、人からの賛辞も要らない。ただ、地域の郷土史の中に、ひっそりと、こういう人が居たんだよって、そういう立ち位置になりたい。
一人親方でもフリーランスでも何でもいいから、何かしたい。
東京は確かに最先端だ。沢山の情報に溢れ、スピーディで、スタイリッシュで、沢山の人がいる。
だけれども、私はもう、これ以上流されたくない。例え後ろ指をさされても。誰かを失うとしても。
力が欲しい。実力が欲しい。説得力が欲しい。自分の為に、誰かの為に。
それはねじ伏せる力じゃなくて、大河を作る為の、小さな源流のような、優しくて綺麗で、力強くて柔らかい、そんな力が、今は欲しい。
力を下さい、なんて云わない。才能を下さい、とも云わない。それは私にしか出来ないから、云っても仕方ない。
今は丈夫な精神と、健康な肉体と、切欠が欲しいです。(……できれば、お金も)