無題

ああ、いらぬ勘繰りなどしなくても良いだろうにと自分に言い聞かせても、矢張り疑ってしまう。ので、そのメンバで遊びになんて行けないよ。御免。どうしてもと云うのであれば、ゴルフクラブを持参する許可を願いたい。私はその方面については無知なので多くは語れない。だが、厭なモノは厭なんだ。先の人生壊してでも今の自分を守りたいんだ。少しでも厭な予感がすれば、私は最悪の状況を疑う。無い知恵を出して最善の回避策を考えるために。そしてこの事柄だけは、私がその申し出を辞退する事でしか回避できないと思ったんだ。貴方は、私がそういう疑いを持っていることなんて微塵も考えていないかもしれないけれども。でも、この件に関しては「御免なさい」という他に術が無い。許せとは云わないけれど。